相続放棄における財産調査でお悩みの方へ
1 相続放棄の判断における財産調査の重要性
相続をするか相続放棄をするかを決める際のポイントの一つとして、プラスの財産がいくらあり、それに対して借金などマイナスの財産がいくらあるかという点が挙げられます。
借金を背負っても相続する財産の中で支払えるのであれば、相続をするリスクは少ないです。
また、自宅などどうしても相続したい財産がある場合には、借金をいくら支払えば相続できるかという点が、相続をするか相続放棄をするかの決定に大きく関係します。
そこで、相続放棄の判断をするためには、プラスの財産とマイナスの財産の内容を確定する相続財産調査が極めて重要となります。
2 財産調査について専門家に相談すべき理由
相続財産調査は、網羅的に行う必要があります。
相続をした後に予想外の借金が見つかってしまった場合は、借金の支払いに追われることになってしまいます。
また、相続放棄をした後から、今まで知らなかった預金口座や不動産が見つかった場合は、「やっぱり相続しておけばよかった」と後悔することになってしまうかもしれません。
このため、相続財産調査は、調査漏れが無いように網羅的に行わなければなりません。
そこで、相続財産調査の経験が豊富で、様々な調査方法を熟知している専門家に相談することが重要です。
3 財産調査は手間と時間がかかる
相続財産調査は、区役所や市役所、法務局、銀行、クレジットカード会社など様々な機関に調査を行わなければなりません。
そして、調査方法や必要な提出書類は市役所ごと、銀行ごとにバラバラであり、これらを集めるには手間がかかります。
また、調査のための手続きは窓口で行わなければならないことも多いですが、これらの窓口は平日の日中しか開いておらず、お仕事をされている方ですと、仕事を何度も休まなければならなくなってしまいます。
そこで、これら手間と時間のかかる手続きは一括して専門家に任せてしまうことをおすすめします。
4 財産調査についての専門家選びのポイント
財産や借金の調査のノウハウがあれば、早く漏れなく調査を行うことができます。
相続放棄は、期限の限られた緊急性のある手続きであるため、スピードは重要になってきます。
調査が間に合わず相続放棄の期間を延長することになってしまうと、そこで新たに費用がかかってしまいます。
そこで、相続の分野において豊富な経験を持つ専門家を選ぶことをおすすめいたします。
当法人では、相続放棄を得意とする弁護士が、その経験を活かしてスピーディーかつ適切に相続放棄の手続きを進めさせていただきます。
相続放棄でお悩みの方は、お気軽にご相談ください。
お役立ち情報
(目次)
- 相続放棄のやり方
- 相続放棄をしたら裁判所から呼び出しを受けるか
- 相続放棄申述書の書き方
- 相続放棄の理由の書き方
- 相続放棄の必要書類について
- 相続放棄の手続で必要な書類
- 相続放棄における財産調査でお悩みの方へ
- 被相続人の債務の調査方法
- 相続放棄はいつまでできるか
- 相続放棄の取消しはできるか
- 相続放棄をした場合の固定資産税の支払い
- 相続放棄をした際の死亡保険金の扱い
- 相続放棄をする場合の家の片付け
- 相続放棄をしたら、他の相続人への通知は必要か
- 相続放棄の効果とはどのようなものか
- 相続放棄ができないケース
- 相続放棄が受理されないケース
- 相続放棄の却下率とそのパターン
- 被相続人に関する金銭の請求について
- 相続放棄をした場合の生命保険の扱い
- 相続放棄したかどうかを確認する方法
- 生前に相続放棄ができないかお悩みの方へ
- 相続放棄と光熱費
- 相続放棄をした際に代襲相続は発生するか
- 相続財産の処分と相続放棄
- 相続放棄と管理義務
- 相続放棄をする理由について
- 3か月が過ぎてからの相続放棄について
- 相続放棄の注意点
- 遺産分割協議と相続放棄との関係
- 被相続人と賃貸で同居していた場合の相続放棄
- 生活保護を受給している方の相続放棄
- 未成年の方の相続放棄
- 相続放棄をすると故人の賠償金を支払う必要はなくなるか
- 相続人全員が相続放棄をしたら不動産はどうなるか
- 相続放棄をする場合香典はどうしたらよいか
- 相続放棄と限定承認の違い
- 船橋で相続放棄をお考えの方へ
- その他の地域情報
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